2025年度 日本地理教育学会 第75回大会のご案内(ver)



発表者の皆様へ
・発表用のPCはご持参ください(大会実行委員会ではPCの準備はしておりません)。各会場にはプロジェクター(RGBまた HDMIケーブル)のみがあります。
  追加(8/19):HDMIと接続できるUSB-C ハブも会場校で用意していただけるとのことです.
・24日の発表開始前(8:35~8:55)に,動作確認ができます.
・1人あたりの発表時間は合計20分で,発表15 分程度、質疑応答4 分程度、準備・交替1 分程度ですので,時間厳守でお願いします。1鈴12 分、2 鈴15 分、3 鈴19 分です。
・プリントの配布を予定されている方は、各自で必要な部数をご用意ください。必要な部数は,30~40 部であることが多いですが,会場・時間帯によっては,さらに多数を必要とする場合もあります。

各種申込み(申し込みは終了しました)
※一般発表希望者申し込み6/15終了しました要領
※懇親会申込み(定員50名):受付は終了しました
 8/23(土)
※エクスカーション申込み:こちら(各班15名)受付は終了しました
 8/24(日)午後 第1班:大学の実践(筑波大学周辺)/第2班:中学の実践(つくば市春日地区)
詳細は下記プログラムをご覧ください.

●大会概要大会案内(一般発表プログラム含む)PDF(8月10日更新)
 ※8月2日版から「共催」の学会名に誤記がありましたので修正しました.
1.大会会場:筑波大学
  会場の住所:茨城県つくば市天王台1丁目1-1
  交通:     *つくばエクスプレス(TX)つくば駅「⑥筑波大学循環」バス乗車.「筑波大学中央」バス停下車すぐ.     *アクセスはこちらをご覧ください。
    *宿泊場所は各自でお探しください。
2.日程:2025年8月23日(土)・8月24日(日)
  一般発表等の時間は変更となることもあります。あらかじめご了解ください。
  1日目(8/23土)評議員会,午後(受付開始:12:00):シンポジウム,総会,懇親会
  2日目(8/24日)午前(受付開始:8:30):一般発表,午後:エクスカーション
3.費用:大会参加費2,000円(要旨集含む),懇親会費 5000円
4.大会実行委員会:金 玹辰(委員長・筑波大),中村光貴(筑波大附属高),今野良祐(附属坂戸高),丹治達義 (附属視覚特別支援学校)
5.共催:韓国地理環境教育学会 筑波大学人間総合科学学術院教育学学位プログラム
6.後援:茨城県教育委員会 つくば市教育委員会
7.協力:いばらき児童生徒地図研究会,地理教育システムアプローチ研究会,学文社,古今書院,帝国書院
     *大会期間中,共催・協力団体からの展示スブーの会場【2A406】・【2A407】・【2A408】を設ける予定です

1日目(8月23日・土)
※評議員会は11:30~12:45・【2A303】で実施します。
●第5回日韓地理教育学会共同シンポジウム(公開,13:00~16:00)於:【2H101】【2H101】・日本語/韓国語通訳あり
 1.テーマ:ウェルビーイング(Well-being)のための地理教育
 2.趣 旨:ウェルビーイングは、今日、世界共通の目標となっている。教育も例外ではなく、2030年に向けた教育の目標として重視されている。教育におけるウェルビーイングの強調は、人間資本に基づいて教育を捉える考え方への直接的な挑戦ともいえる。人間資本の視点では、教育の目的を経済活動への貢献能力の向上とみなすのに対し、ウェルビーイングを重視する教育では、生徒が「よりよく生きる」ための能力を高めることに重点を置く。これまで、地理教育は現代のグローバルな課題を理解・分析するための知識を習得し、それを活用して持続可能な社会を構築する力を育成してきた。そのため、ウェルビーイングの促進においても重要な役割を果たすことが期待される。本シンポジウムでは、日韓両国の地理教育が、ウェルビーイングの向上にどのように寄与できるのかについて議論する。
 3.オーガナイザー:金 玹辰(筑波大学)・ソン・ウォンソ(秀明大学)
 4.パネリスト:宮崎沙織(群馬大学)
         中村光貴 (筑波大学附属高等学校)
         イ・キョンハン(全州教育大学)
         チェ・ナミ(東星高等学校)
   5.コメンテーター:井田 仁康(筑波大学名誉教授)
 ※第5回日韓地理教育学会共同シンポジウムは公益財団法人日韓文化交流基金の助成を受けています。
●総会(16:10~17:10)【2H101】
  ※総会終了後に出版文化授賞式【2H101】(17:10~17:20予定)
●懇親会(18:00~)
  ◆会場:大学会館 レストランプラザ
  ◆申込み(定員50名):「懇親会」参加申込フォーム(受付終了)
  ◆費用:5,000円
2日目(8月24日・日)詳細
●一般発表プログラム 2025年8月24日(日) 9:00~12:20
一般発表申し込み終了(6月15日) 第1会場(2A309教室) 9:00~12:20
 101 09:00- 木場 篤(ノートルダム清心中・高):中等地理教育におけるグローバリゼーションを扱った単元開発と実践―小中高一貫地理教育カリキュラムを基軸として―
 102 09:20- 伊藤智章(静岡県立富士東高):次期学習指導要領を見据えた高校向け日本地理学習教材の構築と実践(1)―地理院地図と関連アプリケーションを中心に―
 103 09:40- 菊地達夫(北翔大):小学校教職科目「社会」における身近な地域の学修内容と成果
 104 10:00- 吉田 剛(宮城教育大):幼小中高一貫地理教育カリキュラムにおける環境拡大アプローチの実証化―仙台市,宮城県,東北地方へと展開する小学校社会科第4学年の実践―
 105 10:20- 近藤裕幸(愛知教育大):戦後日本における地理教育一貫カリキュラム研究の地理的概念の変遷
 106 10:40- 小谷恵津子(玉川大):小学校・中学校・高等学校を通じた地図活用能力の系統性―各段階の特徴と指導の系統性および紙地図・デジタル地図活用の検討を通して―
 107 11:00- 青柳慎一(平成国際大・非):地域の災害リスクを踏まえた防災教育の充実―小・中学校,高等学校の地理学習での連携に着目して―
 108 11:20- 河本大地(奈良教育大):地理教育の役割を「地方」概念から問い直す―地域多様性の価値理解に向けて―
 109 11:40- 五十嵐純護(筑波大・院)*・新宿仁洋(保善高・非/筑波大・院)・岡田一弥(筑波大・院):河川の多面的理解をめざす流域治水の教材開発―河川と共生する常総市を事例に―
 110 12:00- 村上 慧(群馬大):入試問題において「地理総合」と「地理探究」はいかに差異化されている/いないか―2025年度大学入学共通テスト本試・追試を例にした探索的検討―
第2会場(2A303教室) 9:00~12:00
 201 09:00- 櫻井美砂(日本女子大・院/日本モンテッソーリ教育綜合研究所附属『子どもの家』):幼稚園教育要領における地理教育の検討―アメリカ「コモンコア国語と地理のつながり」からの考察―
 202 09:20- 佐藤浩樹(神戸女子大):小学校社会科第3学年「地域の生産の仕事(農家の仕事)」の内容の変遷とその考察―学習指導要領と教科書の分析を通して―
 203 09:40- 大矢幸久(学習院初等科/学習院大・兼任講師):多元的な場所概念の獲得・活用をめざす小学校社会科地域学習の開発とその評価―第3学年単元「新宿区の移り変わり」を事例にして―
 204 10:00- 河本大地(奈良教育大)・小口久智(山形市立第三小)・滝沢由美子(地図情報センター)・竹内裕一(開智国際大)・中谷佳子(千葉大学教育学部附属小)・中山正則(越谷市立増林小)・村山朝子(茨城大・名誉)・吉田和義(創価大・非)*:小学校地理教育における身近な地域の学習の展開と課題―アンケート調査結果の速報を基に―
 205 10:20- 山田竜也*・中島もえ・波多江海・佐藤美涼(筑波大・院):人口増加地域における地域学習の再構築に関する考察―つくば市桜地区の小学校新設を契機として―
 206 10:40- 森 康平(函館工業高専)*・山縣耕太郎(上越教育大学)・八幡佳奈(夕張市):夕張市における学童クラブの防災マニュアルの提案
 207 11:00- 中山正則(筑波大・院/埼玉県越谷市立増林小):東日本大震災石巻大川小判決に見られる小学校地理教育の課題―H29改訂の学習指導要領の改善すべき点―
 208 11:20- 飯塚耕治(埼玉県春日部市立豊野小):小学校における地図帳の置き勉化傾向と対応策―授業(学校)外での地図帳活用の促進―
 209 11:40- 寺本 潔(名桜大):「観光の花びら」から「顔ハメボード」まで10種の教材開発―「子ども観光学講座in石垣島2025」の実践を通して―
第3会場(2A304教室) 9:00~12:20
 301 09:00- 杉山俊裕(横浜国立大・院/大和市立引地台中):神奈川県内の中学校社会科副読本の特徴―作成状況や内容構成の分析を通して―
 302 09:20- 武神直樹(東京学芸大・学):南九州市における茶生産者の出荷動向―オルタナティブな茶生産・流通に着目して―
 303 09:40- 北﨑幸之助(攻玉社中高/獨協大学・非):新潟県新発田市における輸出用米の生産とその課題
 304 10:00- 五十嵐浩輔(東京学芸大・学):秩父地域における自地域の学びを通じたウォーキングガイド経験者の場所感覚
 305 10:20- 平野優人(東京学芸大・院)*・峯岸寛奈(葛飾区立梅田小)・青木 久(東京学芸大):志摩半島におけるリアス海岸の維持条件に関する一考察
 306 10:40- 小倉拓郎(兵庫教育大)*・中村洋介(愛知学院大)・佐藤凌太(槙尾学園)・大西美佐歩(伊川谷中)・古家美和・笈田太郎(兵庫教育大学附属小)・濵野 清(兵庫教育大)・山内啓之(立命館大)・早川裕弌(北海道大)・Vincent Tong(Northumbria Univ.)・鹿野友渚(筑波大・院)・ 田村裕彦(田谷の洞窟保存実行委員会)・小林勇介(立命館大)・島崎遥名(兵庫教育大・学):創作体験活動を導入した地形学習に関するオンライン教員研修コンテンツの開発
 307 11:00- 望月 大(早川町立早川中):縄文人はなぜそこに暮らしたのか?―地理院地図を活用し,防災の視点を育てる歴史的分野授業の試行―
 308 11:20- 山本 靖(新潟県立新潟東高・非)*・木本愛理(新潟県立新潟東高)・佐藤小鞠(新潟県立新潟東高)・松下美優(新潟県立新潟東高):防災・減災教育の新たな視点―避難所の配置に着目して―  309 11:40- 井上明日香(神奈川県立希望ケ丘高):地域の実態を踏まえた復興のあり方を構想する防災・減災教育の授業実践
 310 12:00- 中村洋介(愛知学院大):野鳥を題材にした高校「地理探究」の生態系の授業―地理学習における生態系の扱い―
第4会場(2A409教室) 9:00~12:00
 401 09:00- 飯島善章(洗足学園中・高)*・畦崎祐介(洗足学園中・高)・鈴木泰幸(洗足学園中・高):フィールドワーク対象としての多摩ニュータウン―「ニュータウンのオールドタウン化」を問い直すフィールドワーク実践報告―
 402 09:20- 香川貴志(京都教育大):多人数の宿泊型エクスカーションの意義と難点―受講者46名を1名で引率指導する工夫―
 403 09:40- 久保哲成(神戸学院大・非):南アジアの文化理解を促す高校教員対象の国際理解エクスカーション(巡検)の成果と課題―兵庫県高等学校教育研究会国際理解教育部会主催の2回のワークショップより―
 404 10:00- 堀内 駿(上越市立城北中/上越教育大・院):身近な地域の認識の変容過程を捉える授業実践研究―中学校社会科地理的分野「地域の在り方」を例に―
 405 10:20- 伊藤智樹(東京都立三鷹中等):高等学校「地理探究」における「持続可能な国土像の探究」の授業実践の成果と課題
 406 10:40- 泉 貴久(専修大松戸高):システム思考に立脚した社会参画を見据えた課題解決型の地理教育―社会変容を意識した高校「地理総合」単元「循環型社会の形成を目指して」の授業試案―
 407 11:00- 市川雅歳(名古屋経済大市邨高):教科内の探究とはどうあるべきか―地理教育の実践を中心に考える―
 408 11:20- 磯﨑雄三(静岡県裾野市立富岡中):中学校におけるGIS活用の実践―統計資料を活用しての主題図作成と分析―
 409 11:40- 野村侑平(早稲田大・院):「社会的事象の地理的な見方・考え方」を涵養するGIS演習授業の開発と実践―プログラミングと国勢調査を活用した主題図の作成を通じて―
第5会場(2A410教室) 9:00~12:20
 501 09:00- ソン ウォンソ(秀明大):AIとYouTubeを活用した教員養成における実践的スキル育成:秀明大学「総合教養演習Ⅱ」の授業実践を中心に
 502 09:20- チョン ボエ(カトリック関東大):教室の枠組みを超えた学び:旅行地理教育におけるCOILに基づく国際共同プロジェクトとその影響力―教員養成段階における異文化感度の育成―
 503 09:40- 首藤慧真(広島県立教育センター/広島大・院):4つの空間概念を取り入れた高等学校地誌学習の授業開発・実践―単元「アフリカ」を事例として―
 504 10:00- 植田啓生(立命館大・院/桐蔭学園高):高等学校地理科における教科横断的真正の学びの授業実践研究―文化・歴史・地域の境界を越える 視点を通して―
 505 10:20- 清永奈穂(日本女子大・学術研究員):北ウェールズ及びイングランドにおけるESDの視点からの安全体験施設教育に関する一考察
 506 10:40- 田部俊充(日本女子大):大学海外研修「スウェーデン海外研修」の成果と課題
 507 11:00- 山本隆太(静岡大)*・齋藤亮次(神山まるごと高専)*・ティーラーアンドレアス(イズニーギムナジウム):二国間共同研究を通じた教材開発に関する考察―日独教材開発を例として―
 508 11:20- 原口勝幹(群馬大・院):思考力・判断力・表現力を総体的に育成する中学校社会科地理的分野の単元デザイン―イングランド発学習手法「ミステリー」を活用して―
 509 11:40- 山内洋美(宮城県仙台西高):「地理的な考え方」を実践するために―東北地理学会アウトリーチ企画「地理総合ワークショップ」にかかわって―
 510 12:00- 世良田基暉(三田国際科学学園中高):高等学校地理における地域理解の手段を得る作問学習―世界の諸地域の授業実践を通して―

●エクスカーション(午後)
 対話型エクスカーション(午後)   身近な地域学習のためのフィールドワーク
   第1班 大学の実践(筑波大学周辺) 定員15名
   第2班 中学の実践(つくば市春日地区) 定員15名
  ◆申込み:「巡検」参加申込フォーム(受付終了)

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