2011年度例会
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日本地理教育学会2月地方例会(埼玉例会)テーマ:小中高におけるESD(持続発展教育)の新たな方向性
日時:2012年2月18日(土)15:00-18:30(終了後ティーパーティー -19:00)
場所:獨協大学E棟312教室 伊勢崎線松原団地駅下車徒歩5分
趣旨説明:新学習指導要領でも取り入れられ、今後ますます充実する必要のあるESD(持続発展教育)の現状と課題の解決に向けて、小中高の各段階の視野からその方向性を考えたい。埼玉例会では,前本学会会長で会場校(獨協大)においてエコキャンパス構想の中心として注目されている犬井正会員の講演と小中高の実践発表を行う。
・趣旨説明:田部俊充(日本女子大学・集会委員長)・会場校挨拶:秋本弘章(獨協大学)
・講演「獨協大学におけるエコキャンパス構想とESD」犬井正(獨協大学経済学部長・環境共生研究所長・日本地理教育学会前会長)
・発表1「小学校社会科と外国語活動の連携によるESD実践」永田成文(三重大学)
・発表2「ESDの趣旨を踏まえた中学校社会科地理的分野の学習指導の在り方−「日本の諸地域」の指導を通して−」池下誠(東京都練馬区立開進第一中)
・発表3「新学習指導要領 地理A 防災ESD授業の開発と実践〜ESDで育成する能力・態度の仮説・検証を通して〜」中村光則(広島県立三原高校・現広島大学(院))
コメント・中山正則(埼玉県越谷市立東越谷小)・平澤香(埼玉県白岡町立篠津中)・浅川俊夫(埼玉県立浦和第一女子高・元文科省教科調査官)
討議
・挨拶:矢ヶ崎典隆(東京学芸大学・日本地理教育学会会長)・次回の予告 ・終了後:ティーパーティー
日本地理教育学会シンポジウム 小中高大一貫で再構築する新しい地理教育実践
主 催 日本地理教育学会
協 力 日本地理学会(予定)
日 時:平成23(2011)年10月15日(土)(日程を変更しましたのでご注意下さい)
14:00〜17:30(受付開始13:30)
場 所:日本女子大学目白キャンパス
会
場:目白キャンパス百年館低層棟2F207教室(147名)
受付開始 13:30
オーガナイザー:竹内裕一(千葉大学・副会長・常任委員長)・池俊介(早稲田大学・編集委員長)・田部俊充(日本女子大学・集会委員長)・集会委員会・編集委員会
全体趣旨説明:田部俊充・池俊介(14:00-)
第1部(14:10- )
新学習指導要領と世界地誌・日本地誌・地域調査
コーディネーター:竹内裕一
小:吉田和義(稲城市立稲城第四小学校):子どもの知覚環境と地図を活用した身近な地域の学習
中:長倉健(千葉県環境生活部県民生活課):動態地誌的アプローチを取り入れた「首都圏」と「身近な地域」の教材開発
高:小林正人(都立鷺宮高校・長研生):高等学校地誌学習の今後の方向性
大:椿真智子(東京学芸大学):大学での地理教育における地域調査の実践と課題
総括:荒井正剛(東京学芸大学附属竹早中学校)
第2部(15:10- ) 防災教育・ESD・地歴連携の課題と今後
コーディネーター:田部俊充
大:大西宏治(富山大学):地図を活用した防災教育の有効性
中:池下誠(練馬区立開進第一中学校):中学校におけるESD実践の現状と課題
小:関口達紀(北区教育委員会):板橋第六小学校における地歴科の取組みの成果
高:寺尾隆雄(大妻中学校・高等学校):日本史教育と地理教育の連携の成果と今後の方向性
総括:秋本弘章(獨協大学)
休憩
第3部(16:20- ) 次の学習指導要領へのチャレンジ 観光・GIS
小:飯塚耕治(埼玉県立総合教育センター):イギリス初等・中等地理教育におけるレジャー・観光への発展性について
中:関谷文宏(筑波大学附属中学校) 中学生が取り組んだ観光をテーマとした総合的な学習―観光立国にふさわしい教科教育の内容の研究―
高:日原高志(都立国立高校):GISの活用−身近な地域の環境調査を例に
大:中村康子(東京学芸大学):大学生への地理教育とGIS
総括:井田仁康(筑波大学)
コメント(17:20- ) 西脇保幸(横浜国立大学・副会長)・吉開潔(千葉県教育庁教育振興部指導課長)
挨拶 矢ケ崎典隆(東京学芸大学・会長)
終了後会場でティーパーティー30分程度 18:30終了
【問い合わせ先】
日本女子大学人間社会学部教育学科 田部俊充
〒214-8565 川崎市多摩区西生田1−1−1
FAX:044-952-6780
E-mail:
日本地理教育学会2011年6月例会のご案内
テーマ:世界の教え方Y オセアニア
主催:日本地理教育学会集会委員会
日時:2011年6月25日(土)15:00-18:00
場所:東京学芸大学S(南)棟1階・S103教室(定員104名)
【発表題目】
発表1「あいさつから見えてくる世界‐文化事象の教材化への試み‐」齊藤晃(中央大学付属中学校・高等学校)20分
発表2「オセアニア地誌の授業実践−新学習指導要領中学社会における世界地誌学習−」山崎祥雄(慶應義塾中等部)20分
発表3「新学習指導要領高校地理における地誌学習‐オセアニアを例に‐」佐々木智章(東京学芸大学附属高等学校大泉校舎・東京学芸大学附属国際中等教育学校)20分
講演「オーストラリアを学ぶ新しい方法−オセアニアの世界地誌学習の事例として−」菊地俊夫(首都大学東京 都市環境科学研究科)40分(5分の質疑含め)
総括:井田仁康(筑波大学)
オーガナイザー:田部俊充(日本女子大学)・椿真智子(東京学芸大学)
【趣旨説明】
6月例会は,世界の教え方シリーズの6回目。今回は,新しい試みとして,オセアニア,とりわけオーストラリアを中心に世界地誌学習の方向性を探りたい。世界の教え方シリーズは,海外のフィールド研究を積極的に行っている地理学者と地理教育実践者のコラボレーションを目的としている。第1回「ヨーロッパの縮図としてのドイツ」,第2回「中国の教え方」,第3回「アメリカをどう扱うか」,第4回「中国&アメリカ」,第5回「アメリカ・カナダ・南北アメリカ」といったように例会を重ねてきた。これらのフィールドは,現行の教科書でもよく扱われている地域であり,活発な議論や実践を蓄積することができた。一方で,2013年4月から本格実施される新中学校社会科地理的分野において脚光を浴びることになった「世界の諸地域」のオセアニア,アフリカ,南アメリカの各大陸については,実践の充実はこれからではないだろうか。
今回は,オセアニアの世界地誌について,齊藤晃(中央大学付属中学校・高等学校)会員,山崎祥雄(慶應義塾中等部)会員,佐々木智章(東京学芸大学附属高等学校大泉校舎・東京学芸大学附属国際中等教育学校)会員から,その先行的な実践の取組みを紹介していただく。
また,講演をお願いした菊地会員からは,オーストラリアを事例にして,世界地誌学習の新しい方法を説明していただく。具体的には,オーストラリアを静態地誌として理解するのでなく,動態地誌(例えば,観光に注目して),比較地誌(例えば,カナダと比較して)として理解することを目的として頂く。この発表を契機として,多くの地理教育実践者の学校現場での教育実践の取り組みを期待したい。
【対 象】
社会科教育,地理教育に携わる教員をはじめ,関心のある方。例会は公開しており,非会員でも参加を歓迎いたします。
【問い合わせ先】
日本女子大学人間社会学部教育学科 田部俊充
〒214-8565 川崎市多摩区西生田1−1−1
FAX:044-952-6780