2020年5月9日
日本地理教育学会員の皆様
日本地理教育学会会長・日本地理学会地理教育専門委員会共催
「withコロナ、postコロナにおける地理教育のあり方オンライン交流会」
参加のご案内(終了しました。)
コロナウイルス対策で、学校の先生方は小、中、高、大を問わず、苦労されていると思います。すでにオンラインで授業が始まった学校、これから の学 校も多いかと存じます。そこで、多くの地理の先生方の交流会をオンラインでもつことを、日本地理教育学会と日本地理学会地理教育専門委員会との共催で開催し、地理オ
リン ピックの実行委員会のメーリングリストを使い、ご案内させていただきます。多くの先生方の参加をお待ちしております。
日本地理教育学会会長・日本地理学会地理教育専門委員会委員長 井田仁康
※内容に関心のある方は 当日の「記録」等 のリンク先をご確認ください。
以下のアクセスしてフォームに必要事項を記入し送信してください。
送信後,ID, パスワードをご指定のメー ルアドレスに前日に送付します。
<終了いたしました>
締切:5月14日(木)17:00厳守!(遅れるとID,パスワードが送れなくなりますこと,ご了承ください。
(1)趣旨説明・機能説明(14時〜14時20分)
(2)情報提供(14時20分〜14時50分)
三橋浩志氏(文部科学省 教科書調査官)
「文部科学省による各種通知と地理教育の関係について」
情報提供(30分)
(3)取り組み紹介(各先生15分程度:14時50〜15時50分)
・オンライン授業の取組:河合 豊明先生(品川女子)
・オンラインホームルームの取組:中谷 佳子先生(千葉大学附属小)
・ICTによる教材共有化の取組:柴田 祥彦先生(東京都立国分寺高)
・Zoomを使った授業:今野 良祐先生(筑波大学附属坂戸高)
(4) ブレイクアウトルーム(4〜5人のグループ)での意見交換(15時50分〜16時30分)
@自己紹介
※各学校の休校期間中、休校明けの取組状況
相互の質問タイム
A家庭学習やオンライン授業の課題
Bコロナ禍に対する地理教育の視点
(5)ブレイクアウトルーム後の全体での情報共有(16時30分〜16時40分)
各班1分ほどで、意見交換の状況を報告
(6)「withコロナ、postコロナ」の地理教育のあり方について(16時40分〜17時10分)
事例報告の4先生と井田
現在、新型コロナウイルス感染のため、全国の学校は一斉休校中です。児童・生徒の「学びの保障」に向けて、全国で 先生方はご尽力中と思いま す。文部科学省や各地の教育委員会は、各種通知などを介して教育政策を展開していますが、情報が未整理のままとの指摘もあります。一方、大半
の大学は、前期講義を全てオンラインでの実施がスタートしており、学生の「パケ死」を懸念しながら、オンライン授業 が全国で展開されていま す。小中高校は、一部地域では再開されつつありますが、それでも感染を抑えるために分散登校が求めらる等、オンライン授業と併行した学習が必要になっています。しかし、小中高校でのオンライン授業の実施率は極めて低く、取り組みも地域差が極めて大きい状況です。
そこで、日本地理教育学会、公益社団法人日本地理学会地理教育専門委員会では、地理教育に関わる全国の先生方の ネットワークを活かして、各 学校現場の情報共有を図り、「学びを止めない」、「学びを深める」取組について共に考える機会として、オンライン情報交換会を計画しました。
また、「オンライン授業の経験はないが、6月以降は担当しなくては・・・。」という不安を抱えている先生方にも、オンライン授業を模擬体験し て頂く機会をご提供できればと思います。Zoomを体験することで、オンライン授業のメリットや限界を知っていただく契機になればと思います。
一方、今般のコロナ禍を巡る社会的な課題に対し、地理教育として取組ことが求められていると思います。「他県ナン バーお断り」を地理教育、 社会科教育でどの様に教材化するかなど、戦後の地理教育が大切にしていた「公民的な資質」が今こそ求められているのではと思います。コロナ禍 を地理教育として教材化する視点等も踏まえた意見交換も必要と思います。