2020年度 日本地理教育学会 第70回大会(第3報)
オンライン開催への変更について(2020.7.11.決定)


大会案内<終了しました>

1.大会概要

1)大会会場:オンライン開催
2)日程および開催方法:
 評議員会(オンライン ZOOMを使用する予定)
  10月3日(土)13:00−14:00
 シンポジウム・総会(オンライン ZOOMを使用する予定)
  10月3日(土) 14:00−16:00 シンポジウム
           16:10−17:10 総会 
       ※時間は予定
 一般発表(要旨集により発表を代替します。)

2.大会参加申し込み方法

・ 評議員会については関係者に案内をお送りします。
・ シンポジウム,総会に参加を予定される方に登録をお願いし,登録者に参加方法等の案内をお送りする予定です。
   ※多人数への対応等含めて検討中です。
    ・ 一般発表については事前登録された方に要旨集(PDF)をオンラインで配布する予定です。

 ●シンポジウム・総会  事前申込(〆切:9月26日(土))受付は終了

 ●一般発表要旨集 事前登録(〆切:9月26日(土))受付終了

 ●一般発表の申し込み (〆切8月31日(月))後の発表申込方法(〆切8月31日)・要旨作成要領をご確認ください。(受付終了)


シンポジウム(愛知教育大学*)(案)

  *本シンポジウムは、愛知教育大学での開催を前提に企画されたものですが、急遽オンラインによる開催となりました。

1.日 時:

  10月3日(土) 14:00-16:00(Zoomでの会議形式で開催 )

2.テーマ:

  地理的見方・考え方と概念形成

3.趣旨:

 新しい学習指導要領は小中高と地理的見方・考え方が一貫して育成できるようコンピテンシーベースで作成されている。社会事象を位置や空間的な広がり、時期や時間の経過、事象や人々の相互関係に着目して捉え、比較・分類したり総合したりすること、地域の環境条件や地域間の結び付きなどの地域という枠組みの中で関連付けることなどが重要視されている。高校段階では「地理総合」が必修化され、選択の「地理探究」と共に地理的スキルや地理概念の形成も水準を上げていくことができそうである。本、シンポジウムでは各学校段階での実践をもとに地理的見方・考え方の具体的な指導場面や基本的な概念形成の課題や方向性について議論を深めていきたい。

4.プログラム

 14:00〜 シンポジウム趣旨説明とシンポジスト紹介 寺本潔(玉川大学)

【パネルディスカッション】
 14:10〜14:25 大西宏治(富山大):【基調提案】児童の地理的概念の獲得様式と地理教育―ラーニング・プログレッションズアプローチの応用―
 14:25〜14:45 水越建太(南山大学附属南山小学校):小学校における地理的見方・考え方と概念形成―飯田街道の変遷に着目した授業実践を例として―
 14:45〜15:05 児玉和優(名古屋市立宮中学校): 中学校社会科における見方・考え方を働かせた探究的な学習―身近な地域の人口増加を事例に―
 15:05〜15:25 井上明日香(神奈川県立川崎高校):高等学校地理Aにおける見方・考え方を生かした学習の展開―気候を切り口に世界の問題を捉える授業実践から―

 15:25〜 コメント(コメンテーターのお二人から各7分程度)&総合討論
        コメンテーター:萩原 孝(豊田市立浄水中学校長・前愛知県社会科教育研究会会長)
                田部俊充(日本女子大)


一般発表(要旨集により発表を代替)

C01 佐藤克士(武蔵野大)・大矢幸久(学習院初等科):小学校社会科産業学習における工業単元の授業改善
C02 田部俊充(日本女子大):ESDの視点に立った小学校自動車産業学習における産業観光学習の提案 ―中国・深?の現地調査・教材開発・小学校での出前授業・オンライン授業―
C03 熊倩(日本女子大・院):小学校社会科における国際理解教育内容の日中比較研究ー異文化理解能力へのアプローチー
C04 業田智行(中野市立中野小上越教育大・院):小学校社会科第3学年におけるフィールドワーク実施への教員の意識 −2019年度末の長野県中野・下高井郡内の教員アンケート調査から―
C05 中山正則(埼玉県越谷市立城ノ上小):小学校3年社会科におけるフィールドワークの課題
C06 寺本 潔(玉川大):多角的な思考を育む観光教育の教材コンテンツ
C07 吉田和義(創価大):入門期の地図活用研究グループの活動と地図活用の課題
C08 小谷恵津子(畿央大):生活科学習における地図活用の実態−「たんけん」を行う単元に着目した全国抽出調査の結果より−
C09 吉田 剛(宮城教育大):初期の地図リテラシーの理論化−認知地図形成と地理的概念による一試論−
C10 李 東民(Catholic Kwandong University, South Korea):小学校地理ティーチャー?リサーチャーのイデンティティ(PGTRIs)に対する現象学的接近
C11 矢野司郎(京都明徳高):サムライたちの城下町アトラス
C12 池俊介(早稲田大)・齋藤亮次(公文国際学園)・山本隆太(静岡大)・吉田裕幸(鴎友学園女子中高):高校生を対象としたフィールドワーク・イベントの試み
C13 田中博章(愛知県立旭丘高):GISを活用したハザードマップづくり
C14 鈴木良幸(ノースアジア大学明桜高)*・河合宏(磐田西高):遠江国府が三度も場所を変えた理由を自然災害の視点で検証する
C15 吉田裕幸(鴎友学園女子中高):教科横断型学習における教員連携の課題 −地理と理科・園芸科との授業実践をもとに−
        正しくは鴎の旧字(偏:品にかくがまえ)
C16 中村洋介(公文国際学園中・高):学校周辺の「地域調査の手法」におけるKJ法的方法と模式断面図の活用
C17 中村桃子(嬉野市立嬉野中):中学校社会科における地域学習の変遷と今後の課題 ―佐賀県を事例に―
C18 久保哲成(兵庫教育大・院/兵庫県立柏原高):教科書における「景観写真の読み取り」の位置づけについて ―中学校社会科地理分野と高等学校地理歴史科地理Bの比較から―
C19 山内洋美(宮城県仙台西高)*・阪上弘彬(兵庫教育大):持続可能な開発の考え方を学ぶ高校地理授業 ―学習者の成果の検証―
C20 長倉 守(岐阜大):地理的な見方・考え方を働かせたカリキュラム開発に関する研究 ―「場所」の見方・考え方に着目してー
C21 穂積謙吾(早稲田大学高等学院・非/早稲田大・院):人間と自然環境との相互依存関係に注目した地形学習の実践
C22 香川貴志(京都教育大/同附属桃山小学校):COVID-19(新型コロナウィルス感染症)拡大抑止の環境下におけるフィールドワークの実践
C23 小林 岳人(千葉県立千葉高):高等学校地理授業における学習支援システムの利用とその効果
C24 鈴木良幸(ノースアジア大学明桜高):コロナ流行に伴う地理Bリモート学習の効果と新しい課題
C25 菊地達夫(北翔大学):動画教材を用いた遠隔地理学習の実践と効果
C26 牛垣雄矢(東京学芸大):野外実習で行う巡検の代替手段としての動画の活用
C27 三原昌巳(昭和女子大):大学地理教育における同期・非同期型オンライン授業の実践報告と今後の課題
C28 古田 歩(東京学芸大・学):三島駅周辺地域における遠距離通勤者の特性と地域的課題
C29 大平晃久(長崎大):神風連の乱をめぐる記念・顕彰の景観化
C30 谷口智雅(三重大):中国人学生の日本の水文化と地域の水に関する意識
C31 栗山泰輔(東京学芸大・学)・塚本創悟(東京学芸大・学)・中西壱聖 (東京学芸大・学)・牛垣雄矢(東京学芸大)*:静岡県三島市における中心商業地の特徴・変化とその課題
*共同発表のうち代表者 ※要旨集は登録された方に配布されます。


一般発表 発表申込方法

1.締め切り 2020年8月31日(月)終了

2.申し込み方法 終了

  ※一般発表については会員であること(連名の場合,少なくとも1名が会員であること)が条件です。
  ※プログラム作成を円滑に進めるため,発表者データはメール本文への記載でなく,Googleフォームに入力をお願いします。
  ※要旨原稿はメールで事務局あてに送付してください。

ステップ1 要旨の作成
  ・下の要旨作成要領にしたがって要旨を作成してください。
  ・送付されたものをそのまままとめて要旨集を作成します。修正はいたしませんのでよくご確認ください。
  ・ ファイル名は氏名所属(所属は略称で構いません。)とし,ファイル名で個々の発表を区別できるようご配慮ください。 

ステップ2 発表者データの入力(シンポジウム発表者は入力不要です)
  ・発表者データ入力フォーム(受付終了)

ステップ3 日本地理教育学会事務局あてに添付ファイルでお送りください。
   ※シンポジウム発表者はフォームへの入力は不要です。要旨原稿を件名をシンポジウム要旨としてメールでお送りください。
        件名 大会要旨(発表者/代表者名)
        添付ファイル名:氏名所属(所属は略称で構いません。) 
        送付先アドレス:newgeo@u-gakugei.ac.jp(@を全角から半角に変更してください

   ※フォームへはお間違えのないようにご入力ください。締め切り時間を多少過ぎてもアクセスは可能です。間違いがないようにご入力ください。
   ※フォームへの入力がどうしてもできない場合には,その旨ならびに以下の必要事項を要旨送付の際のメール本文欄にご記入ください。
     メールアドレス(代表者連絡先)
     発表題目
     発表者(所属) 

【連名の場合】新 地理美(あいう大)・新 地理子(東京都立かきく高)
 【所属先の記入例】所属先が非常勤の場合(あいう大・非)|院生の場合(あいう大・院)|学部学生の場合(あいう大・学)|研究生の場合(あいう大・研)|2つの所属を示す必要がある場合(さしす市立さしす中/地理大・院)連名の場合「・」でつなげぐ。新 地理美(あいう大)・新地 理子(東京都立かきく高)。所属先が非常勤先の場合(あいう大・非),院生の場合(あいう大・院),学部生の場合(あいう大・学),研究生の場合(あいう大・研),とくに2つの所属を示す必要がある場合(さしす市立さしす中/地理大・院)など。     


要旨作成要領(一般発表者)

<紙冊子の要旨集は発行しません(PDFのみ)。あらかじめご了解ください。>

・要旨集はB5版・白黒である。メールで送られてきた添付ファイルをまとめ,要旨集を作成する。
・発表要旨は 1つの発表 B5・4頁までとする。
・用紙サイズはB5に設定し,上25mm,右20mm,下25mm,左20mm の余白をとり,タイトル,本文,図表ともに余白部分にはみ出さないようにする。
・フォントを9ポイント・明朝とし, 45文字×40行で設定する。
・タイトルは12 ポイント・ゴシックを用いる。タイトルの左に発表番号を記入するので,幅15mm のスペースを確保しておく。
・1 行(標準9pt)あけて,氏名と所属を記入する。10 ポイント・ゴシックを用いる。

  【連名の場合】新 地理美(あいう大)・新 地理子(東京都立かきく高)
  【所属先の記入例】所属先が非常勤の場合(あいう大・非)|院生の場合(あいう大・院)|学部学生の場合(あいう大・学)|研究生の場合(あいう大・研)|2つの所属を示す必要がある場合(さしす市立さしす中/地理大・院)連名の場合「・」でつなげぐ。新 地理美(あいう大)・新地 理子(東京都立かきく高)。所属先が非常勤先の場合(あいう大・非),院生の場合(あいう大・院),学部生の場合(あいう大・学),研究生の場合(あいう大・研),とくに2つの所属を示す必要がある場合(さしす市立さしす中/地理大・院)など。

・1 行(標準9pt)あけて,5個以下のキーワードをつける。10 ポイント・ゴシックを用いる。
・キーワードの下に1行あけて,設定時の書式(9ポイントの明朝体)で本文を記述する。

※図表等を載せる場合はタイトルをつけ,出典・資料等を明記する。
※注・文献をつける場合は,『新地理』の執筆要領に準ずるようにする。
※タイトル,本文,図表ともに余白部分にはみ出さないようにする。
※ファイルの形式はwordの形式またはPDFにする。
※ファイルサイズが大きくなりすぎないように注意してください。>

 要旨作成例  word形式  pdf形式